1996-04-11 第136回国会 参議院 労働委員会 第5号
御指摘のように、やみ手配師と言われているものについては、今関係当局で対応をしてもらっておりますから、まもなくその中間報告が出るかと思いますが、やみ手配師を撲滅することは当然なことでありまして、もともとこんなものが存在していることがおかしいわけであります。
御指摘のように、やみ手配師と言われているものについては、今関係当局で対応をしてもらっておりますから、まもなくその中間報告が出るかと思いますが、やみ手配師を撲滅することは当然なことでありまして、もともとこんなものが存在していることがおかしいわけであります。
その片方で、今御指摘がありましたように、衆議院の段階でも提起があったわけでありますが、やみ手配師ということがございまして、今兵庫県警の方でずっと内偵を続けてもらっています。人事異動の関係もあってすぐに中間報告が出てきていない状況でありますが、重ねて公安委員長に対しましてその協力を要請いたしました。
そういう意味でいきますと、制度の趣旨からいきますと、本来的に日雇い労働、これはやみ手配師等の問題等もありまして、これはできるだけ減らしていく、そういうことを出発点として派遣労働を考えている。 そういう枠組みでございますから、就労日数の増加を図るというのが一つの方向でございますが、これも厳しい状況の中でそう簡単にはまいらないということでございます。
それから、あわせまして、いわゆるやみ手配師等との関係での暴力団との関係がどうかという点につきまして、これは、私直接承知いたしておりませんが、そういう意味では、その辺は従来に比べ相当改善されたという御指摘もございますが、一方では、なおそういう問題がいろいろあるという御指摘もあるところでございます。
数少ない人員でありますけれども、一人でもたくさんの被災者の雇用ということを考えて、関係企業を駆けずり回り、あるいは職業紹介あるいは相談に乗る、本当に不眠不休と言ってもいいほど職員は頑張ってくれているということを私はこの目で確認をいたしておりますので、職安の皆さんが努力をしている片方でこういうやみ手配師が存在するとすれば、そのことによって正当な活動を一生懸命やっておる職員が報いられることのない状態になっていかないように
私どもは行政指導でこういったことがないように十分現地の監督機関を督励いたしまして、指導いたしてまいりまして、あちこちでうわさされたほどには実態はそこまでいかなかったように承知いたしておりますが、こういった問題が起こりますのは、そもそもはここ数年来指導を強化してきておりますいわゆる出かせぎの人たちが正常なルートを通らずに、いわゆるやみ手配師とか、裏のいろんな経路をたどって就労される。
そういったことからこの建設業等におきまして、日雇い労働者、臨時労働者の募集がいわゆるやみ手配師的なものによりまして調達される、そういう可能性が多分にございますので、そういった点を特に現行の安定法の定義上のものとして新たに今回の法律案の中に規制の条項を設けたわけでございます。この両方相まってこういったいま御指摘のような事態が起こらないように今後とも厳重に監督を強化していくつもりでございます。
○政府委員(遠藤政夫君) いわゆる手配師とかやみ手配師とか、いろんなことを言われておりますが、実は私、二十数年前地方に在勤いたしておりましたときに、主として港湾関係で、こういった手配師の問題が非常に問題になったことがございます。
やみ手配師というのを御存じでしょう、大臣。こういうものがあふれているということは、もう天下に知られているわけです。名古屋でも笹島というところへ行きますと、だあっと私が知っている手配師がいます。そして、そういう人たちが連れていっているのを私は見ています。また山谷にしたって、そういうことをやっているわけでしょう。そういう人たちを、これでは救えないということです。
高嶋参考人はやみ手配師などはなくなるのだ、むしろ前進なんだ、こうおっしゃるのだが、労働組合に当たっておる吉岡参考人は、労働団体の要求が全然通らないで何が前進だ、暴力的な労務管理、いわゆる手配師の横行に逆戻りするのじゃないか。そして最後に公益代表で、しかも審議会の委員長代行をやっておられる米田参考人は、建議どおりに法制化されていないというか、期待どおり運ばれていないというおことばを出しておりました。
もともと港湾労働法は、当時一部の港湾暴力者による手配の排除、港湾から暴力を追放するんだ、あるいはやみ手配師をなくするんだというような目的のためにこのような法律が制定されて、円滑な港湾労働力の調整をしていくというためでございますので、そのような七年の経過の間におきまして、港から暴力が姿をどんどん消していったという経過もございましょうし、またやみ手配師もなくなっていったということで、それはもう幅広い全体的
横浜でいうならば、港湾労働職業紹介所というところで、百も二百もやみ手配師が横行していることは知っているはずだ。腕章を巻いている人までいる。それが現実にあることを知っていて、なぜ一体手をつけようとしないのか。警察に持っていったら、警察はそんな者を押えるのは簡単だと言うのです、署長さんは。
やはりやみ手配師の問題及び、まあいろいろ政府が行政指導をして、そうして一つのきまった組織を進めていくという努力をしておるようだけれども、なかなかやはり性質柄、どうも実効があがっておらないようである。
それから、やみ手配師の問題につきましては、かねがね先生から御指摘を受けているところでございます。これは、われわれの手で実態をつかむのになかなかむずかしい点もありますけれども、さらに、これは協力してやみ手配師の絶滅を期してまいりたい、こう思っております。
○古寺分科員 そういう労働大臣の認可をいただいている募集人やあるいは駐在員の中にもそういう問題があるのですから、やみ手配師というのはますます横行すると思います。
○古寺分科員 やみ手配師の問題は賃金不払い等の問題にも関連をいたしておるわけでございますが、昨日の新聞を見ますと、上野駅周辺の人狩りの問題あるいは暴力飯場の問題も新聞に報道されておりました。
○古寺分科員 職安の紹介を通さないというのは、やみ手配師の横行によるというふうにいわれておりますけれども、今後この問題については十分に取り締まるべきであると思いますが、この対策はどのようになっているか、また聞くところによりますと、失業保険を掛けてやるからというので、不正受給を承知の上でやみ手配師の紹介によって就職しておる人が非常に多い、そういうことを承っておりますが、この点については、どのようになっているか
やみ手配師はそこに集まって、会社との打ち合わせを昼にやりまして、翌日の手配に入る。きわめて系統的にできております。最近の特徴として、多数の会社が、それでも労務者がだんだん減ってきておりますし、港湾労働者が一般に減っておりますから、会社のほうも心配なんで、半月分の勘定を手配師に先渡ししている。
こういうものについても行き場所がないから、結局とどのつまりは門前、かけ込みになるか、あるいはやみ手配師のもとに走るか、そういうことにならざるを得ないということになってくると、結論としては、通達を出した趣旨というものはいいことであるけれども、実際はそれはやみの運転手をふやすという結果になりかねない。
その日雇い運転手というものをどういうふうにながめているのかと、たとえばそれはやみ手配師が集めてくる、これも日雇い運転手、門前、かけ込みもこれは日雇い運転手だ、あるいは職安法の四十五条によって労働者供給事業を法律的に許可されている者もどれも日雇いだという見解に立っているのじゃないですか。
だから、せっかく出した運輸規則であり、あるいは省令改正ということだから、それについては当然門前雇用なりやみ手配師による運転手をかき集めるということについては全面禁止するということが生きてくるわけだから、問題は職安法四十五条の関係については、これは経過の措置として何かの形でひとつ考慮をするとか検討をするとか、そういうことが考えられないだろうかということ。
それからもう一つは、依然としてそういうやみ手配師を通じて人を入れるのですから、作業能率の関係は企業とつながってきます。そうすると依然として、例の見張り人というのがおるそうですね。その見張り人の賃金はどこから出るかというと、結局これはぴんはねによっているようです。
もう一つは、雇用関係の成立にあたって暴力行為が介入する、いわゆるやみ手配師というようなものが介入するという問題だろうと思うのでありますが、その前段のことにつきましては、登録するのにあたりまして中央職業安定審議会にはかって、一定の基準登録要件というものを設けまして、それによって登録を行なうわけでありますから、したがって、暴力行為の常習者は適格者と認められないわけでありまして、そういうことによって登録面
○細谷委員 一昨々日ですか、運輸委員会と社会労働委員会の連合審査の際に石田労働大臣が、港湾労働法の制定がされれば、同法をうまく適用してやみ手配師などの介在がなくなるようにする、こういうふうに言明をいたしておるわけでございますが、次にお尋ねいたしたいのは、運輸省のほうにお尋ねしたいのでありますけれども、運輸省の談話としてはこういうことが出ております。
そういった問題につきましては、今回の港湾労働法が幸いにして成立いたしますならば、この港湾労働法によります登録制度その他の施策を実施いたすことによりまして、そういったやみ手配師の介在する余地はなくなるわけでございます。したがいまして、ピンはねとか、そういった暴力が介入する余地はほとんどなくなるのではないかと私ども考えておる次第であります。
したがいまして、そういう人たちの大部分が、先ほどからお話のございますようなやみ手配師の手を通じて雇われるというような事態もあるわけであります。今後港湾労働法ができますと、港湾運送事業に日雇いを雇い入れる場合には、必ず職安の窓口を通じなければならないことになっております。
それからその親分のもとにたくさんの暴力団がいて、これがいま大臣がおっしゃったようにやみ手配師になったり、あるいは横浜などでは優先班の班長などもやっている。これが全体として港湾労働者を暴力的に支配してこれを食いものにしている、こういうのが実情だと思います。
したがって、労務供給ということにからむ安定法違反その他の事犯、いわゆるやみ手配師というふうなものの活動の余地はなくなるもの、したがって、そういうものに依存しがちであった暴力団というようなものの存在がなくなるだろう、こう考えておる次第でございます。
なるほどやみ手配師というようなものは、登録制度になればなくなるでしょう。
○有馬政府委員 これのやみ手配師の絶滅ということは非常にむずかしい問題でございまして、業者のほうもあるいは労働者の側――労働組合、われわれも一体となってこの介入を許さないような環境をつくることをまずしなければならないと思います。そういう準備をいたしまして新しい制度に移行していきたい。
それからまた、その労働君の紹介なりあるいは供給なりという実態が、やみ手配師という形で職安法上も違反の状態が実情としては出ておるわけでございますが、今度この港湾労働法を施行いたしますと、港湾労働に必要な日雇い労働力が全部登録されますので、いま御指摘のような門前日雇いというのですか、これらは必要労働力として安定所に登録されて、そして港湾専属に就労する、こういう体制になると思います。
したがって、元来初めからそういうやみ手配師みたいなものの存在は法で許してないのでありますが、しかしながらこの法律の制定運用によりまして、実際的にも介在する余地のないようにしてまいりたいと思っております。
やみ手配師でありますとか浪人組でありますとかいっておる中で、特に組織暴力云々ということで参議院で相澤重明氏が質問をしている中で、暴力団に関係しておるのは七十四団体もあるという。さらに私は各種の新聞を全部集めて見て克明にいま調べているわけですが、とんでもないことになっている。ばくちのテラ銭が全収入の何分の一になってきているか、最近はわかってきている。
○政府委員(日原正雄君) 私どものほう、かつて大阪の西成の事件のときにやみ手配師とい問題で、いろいろ問題をその方面まで掘り下げていったことがございます。その際には関係各庁一致していろいろな対策を講じ、また警察のほうもそれに加わり、またバックアップをしてまいったようないきさつがございます。
このやみ手配師の摘発ということは、われわれのほうとしても厳重にやらせておるつもりでありますが、これまた非常にあまりにも対象が大き過ぎますので、御協力を得て実績をあげてまいりたいと考えております。
これは大阪の釜ケ崎地区におりますやみ手配師を排除するために、無料の職業紹介あるいは生活相談等の施設、その他食堂、宿泊施設等の福祉施設を大阪府あるいは市の方で作られるそうでございます。それに対します補助でございます。 三十七ページに参りまして、第5が労使関係の近代化に必要な経費でございます。